洗濯機の「手洗いコース」と
「手洗い」は同じなの?
はじめに
- ・ここ数年、洗濯機には「標準・普通・弱・強・手洗い・ドライコース」等様々な洗い方が設定できるものが主流となっているようですが、この「洗濯機の手洗いコース」と「手洗い」は同じなのでしょうか?
絵表示
洗濯機洗いと手洗いの表示には例えばつぎのようなものがあります。
意味
・上記絵表示の意味は次の通りです。
- 液温は40℃を限度とし、洗濯機による洗濯が出来る。
- 液温は30℃を限度とし、洗濯機の弱水流または弱い手洗いがよい。洗剤は中性洗剤を使用する。
- 液温は30℃を限度とし、弱い手洗いがよい。(洗濯機は使用できない)
- 液温は30℃を限度とし、弱い手洗いがよい。(洗濯機は使用できない)洗剤は中性洗剤を使用する。
- 水洗いは出来ない。
解説
- ・洗濯機で洗えるものは四角い洗濯機を表す絵表示が付記されています。(1)(2)
- ・手洗いで洗えるものは桶を表す絵表示が付記されています。(3)(4)
また、手洗い表示のものには洗濯機は使用出来ません。 - ・洗濯機洗い、手洗い共に数字が液温の限度、弱は弱洗い、中性は中性洗剤を使用する事をあらわします。
- ・桶マークに×(5)は、水洗いが出来ない事をあらわします。(洗濯機・手洗い共にできません)
手洗いと洗濯機洗いの違いってなに?
- ・洗濯機洗いは、手洗いに比べ機械力が強くもみ作用や摩擦作用が大きく、衣類に加わる物理的な力が違います。
- ・水洗い出来るものでも、おしゃれ着にはデリケートな素材や付属が使用されている事が多いため、表面変化や型くずれなどが起きないように、水洗い表示の場合は手洗い表示を付記しています。
- ・お手入れの際は表示通りにお取り扱い頂く事で、衣類へのダメージを少なくし、より長くご着用頂くためには表示通りにお取り扱い頂く事が大切です。