色泣き
ケース①
- ・白×紺の配色のTシャツ(素材:綿)にシミを付けたのでつけ置き洗いをしたら白い所に青く色が付いた!(図1)
ケース②
- ・紺×白のカーディガン(素材:毛)をドライマーク洗剤で水洗いしたら、白地部分がピンクに!(図2)
取り扱い表示は水洗い禁止でした。
どんな現象?
- ・紺地部分から白地部分へ染料が移動した事によるものです。
原因は?
- ・綿の染色は水を介して行います。そのため染めたものを水に長い時間つけていると染料は移動したくなる性質があります。
このカーディガンの場合は、素材が毛なので水洗い禁止でした。 - ・紺色は赤やネイビーブルーなどの染料を組み合わせて紺色を出しています。
その中の赤系の染料が水と洗剤の影響で移動したものです。
どうしたら防げるの?
- ・綿の配色のあるものやプリントものはつけ置きしないようにしましょう。特に濃色×淡色には注意を!
- ・また、「湿潤放置・つけ置き禁止」という注意表示があります。
カーディガン(素材:毛)のような例では、表示通りのお取り扱いをする事で防止出来ます!